この記事はこんな人向けです
- 代理店への転職を考えているが「激務」という評判が気になる
- 事業会社の働き方と代理店の働き方が、実際どれくらい違うのか知りたい
- 激務に耐えられるか不安で、転職に踏み出せない
「激務」という言葉だけが一人歩きしている
「広告代理店は激務」——転職を考えると、まずこの評判にぶつかります。
私も転職前は不安でした。事業会社のマーケ部署にいた頃は、繁忙期こそあれ、基本的にはコントロールできる働き方だった。それが代理店に行ったらどうなるのか。
実際に代理店に入って1年。正直な結論から言います。
事業会社時代より忙しくなったのは事実です。でも「激務」の中身は、想像していたものと少し違いました。
この記事では、事業会社出身の私が感じた、代理店の働き方のリアルを正直に書きます。
何が「忙しさ」を生むのか
代理店の忙しさは、労働時間の長さそのものより、「複数案件が同時に動く」という構造から来ています。
①案件が並行して走る
事業会社では基本的に自社の事業に集中します。代理店は複数のクライアントを同時に担当する。私の場合、常に3〜5社の案件が並行して動いていました。
それぞれにクライアントがいて、それぞれに締め切りがある。タスクの切り替えが頻繁で、頭の中が常にマルチタスク状態になる。この「並行処理の負荷」が、事業会社との一番の違いでした。
②締め切りが「他人軸」で決まる
事業会社では、ある程度自社のペースで仕事を進められます。代理店はクライアントの都合が優先される。「明日の役員会で使うので今日中に」という依頼が突然入る。
自分でコントロールできない締め切りが多いことが、忙しさの体感を上げます。
③成果へのプレッシャーが直接的
クライアントはお金を払っている。だから成果に対する要求がストレートです。「先月より数字が悪い」という事実が、すぐに自分の評価に跳ね返ってくる。事業会社の社内評価より、フィードバックが速くて厳しい。
【実体験】最初の3ヶ月が一番きつかった
正直に書きます。
転職して最初の3ヶ月は、本当にしんどかったです。
※ここに具体的なエピソードを入れると記事が強くなる。 例:「初めて複数案件を同時に持ったときの混乱」「クライアントからの急な依頼に対応した夜」など、実際の場面を1〜2個。
事業会社のディレクション中心の働き方から、自分で手を動かして複数案件を回す働き方への移行。仕事の進め方そのものを作り直す必要があり、その過渡期が一番つらかった。
ただ、これは「代理店が激務だから」というより「働き方の型が変わったから」という側面が大きい。3ヶ月を過ぎて自分なりの進め方が確立すると、忙しさはあっても「混乱」は減っていきました。
「激務」のイメージと実際のギャップ
世間の「激務」イメージと、私が感じた実際には、いくつかギャップがありました。
ギャップ①|「終電・徹夜が当たり前」ではない
少なくとも私の会社では、終電や徹夜が常態化しているわけではありませんでした。繁忙期に遅くなることはあっても、毎日深夜まで、という働き方ではない。
ただし、これは会社による差が非常に大きい。後述しますが、代理店選びで働き方は大きく変わります。
ギャップ②|「忙しさ」と「成長」がセットになっている
事業会社時代の忙しさは「作業に追われる」感覚でした。代理店の忙しさは「常に新しいことに対応する」忙しさで、その分スキルが速く身につく。
同じ「忙しい」でも、得られるものが違う。これは予想外でした。
ギャップ③|会社による差が想像以上に大きい
「広告代理店」とひとくくりにされますが、働き方は会社によって全然違います。
大手・中小・専門特化、それぞれにカルチャーがある。「激務」と言われる代理店もあれば、働き方改革が進んでいる代理店もある。「代理店=激務」と一般化するのは、実態と合っていません。
激務な代理店を避けるための見極め方
転職するなら、自分に合った働き方の代理店を選ぶことが重要です。見極めのポイントを挙げます。
①面接で具体的な労働時間を聞く 「残業はどれくらいですか」だけでなく「繁忙期と閑散期の差は」「1人あたり何案件くらい持ちますか」と具体的に聞く。曖昧な答えしか返ってこない場合は注意。
②離職率・在籍年数を確認する 社員の平均在籍年数が極端に短い場合、働き方に問題がある可能性があります。
③エージェント経由で内部情報を得る 転職エージェントは、その代理店の実際の労働環境や離職理由といった「求人票に載らない情報」を持っていることがあります。激務な会社を避けるには、こうした内部情報が最も役立ちます。
自分で全部の代理店の内情を調べるのは不可能です。エージェントに「激務すぎない、成長できる環境」という条件を伝えて、合う会社を絞り込んでもらうのが現実的です。
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まとめ
- 代理店は事業会社より忙しくなるのは事実。ただし中身は「複数案件の並行処理」の負荷
- 締め切りが他人軸・成果プレッシャーが直接的なことが忙しさを生む
- 最初の3ヶ月は働き方の型が変わる過渡期が一番きつい
- 「終電・徹夜が当たり前」は誇張。会社による差が非常に大きい
- 自分に合った代理店を選ぶには、面接での具体的な質問とエージェントの内部情報が有効
「激務かどうか」は会社次第で大きく変わります。一般論で不安になるより、具体的な会社の情報を集めて判断することをおすすめします。
→ [マーケ3年目で「スキルがない」と気づいた私が、代理店転職で得たもの【完全ロードマップ】]
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